C隊活動日誌 10月19日かすみ

地下坑道へ救出作業に来てから数日が経つ。遂に要救助者を見つけたが、落盤によって逆に地下を彷徨うこととなってしまった。
私は何としてでも、地上へ戻りたかった。
救い出される命の為。そして、故郷で待つ妻と、近いうちに生まれる子供のため。



ポールが行方不明になって既に数日が経つ。マイクとイバニェスはもう無理だと言った。
しかし、俺は諦めたくなかった。ポールとは小さな頃から一緒に遊んだ幼なじみだ。
あいつがこんなところで死ぬはずがない。きっと要救助者を救出して、今も出口を探しているに違いなかった。



うっかり破片を踏み、うごけなくなってしまった。

そもそも体力の限界に来ていた私にとっては同じことだった。
要救助者の容体も悪化の一途を辿っていて、
隅の粉塵が巻き起こらなさそうなところに安静にさせるのが精一杯だった。

このまま死を待つしかないのか、ついに私も覚悟してしまった。
故郷に帰る妻にはもう会えないのか・・そして子供の顔を見ることは永遠にないのか・・・。

そう思った時だった。
私の方に近付いてくる生物がいた、3匹。私よりも背が高いが機甲種ではないようだ。

私のことを覗き込む彼ら。攻撃してくる様子はなかった。
私は彼らに希望を託した。

我がリリーパ救助隊の特別信号、ジェスチャーを・・・。

彼らは私のジェスチャーを見ると、去って行った・・・彼らがこのメッセージを届けてくれること。
それだけが私の希望だ。頼む・・・仲間に届けてくれ!



俺ですら諦めかけていたその時、謎の生物が目の前に現れた。
俺達よりもずっと背が高く、体毛が不自然な程少ない。
その代わりに衣服を着込んでいるようだった。

最近噂になっている、空の彼方から来た生物だろうか?
しかし、俺は彼らに構っているヒマなどなかった。
親友の命がかかっていたからだ。・・・彼らのとったジェスチャーを見るまでは。

「なん・・・・だと・・・・!?」

驚くべきことに、彼らは俺達リリーパ救助隊しか知り得ないジェスチャーをしてみせた。
そのジェスチャーの意味するところは・・・

俺は夢中で彼らにジェスチャーを返す。きっとポールが届けてくれたに違いない。
このジェスチャーを彼らはきっと、俺の仲間にも届けてくれるだろう。

頼む・・・仲間に届けてくれ!!

彼らはジェスチャーを見ると走り去っていった。



・・・そのすぐ後、後続のリリーパ救助隊の一人、ローガンの元に三匹の謎の生物が現れ、
ジェスチャーを見せ、去って行った。

そのジェスチャーの意味は、

「ポール、ポイント252にて生存」

彼らがポール達を無事救出するのは・・・この1時間後のことである。


かすみ「何をそんなに伝えてるのかしらね」

ロウフル「実は俺たち観察されてたりしてな」

イオリ「その割には、あんまり怖がられてないですよねー見た目はあんなに小動物みたいなのにー」

ロウフル「そりゃあ・・・お嬢とかかすみみたいな美人さんを怖がるほうがおかしい気がするぜ~」

イオリ「こちらから見てほとんど区別つきませんし、向こうもわからない気がしますけどー」

このような出来事が起きてるとも知らず、三人は奥へと進んでいくのであった。

日誌20131019.png
(C)SEGA


・・・まあ想像だけれど、たまにはいいわよね。

  • 最終更新:2015-09-13 02:33:49