分かってきた事

前から、シャームさんと組手をやろうって話をしてたんだ
それで、その時が来た
その時が来た、なんて格好良くし過ぎか。
二人で黒の領域に行った。
すげぇんだよ、黒の領域
何もかもデカいのはモチロンなんだけど
金色の装飾とか、彫像とかさ!
ありゃあ禍津か?祀ってるのかな?何のために?
分からないけどとにかく凄いんだ
あれだけの金をどこから採って来たのかも気になるし
ホント、黒の民はすげーよ!

・・・話がそれた
そう、組手だ
すげーんだよシャームさん
黒の民なんかもう余裕で、ボッコボコにしちまったんだ
ツインダガーにナックル、ダブルセイバーまできっちり使ってさ
強いし、何より、そうだな・・・
迷いがないんだ
真っ直ぐなんだよ、例えが見つからないけどね
とにかく真っ直ぐなんだ、すげぇくらい
オレも・・・そう、見習わないとな、とか思ってさ

・・・また話がそれた
組手だ、組手
食付きが良い上に重たいんだよ、一発一発がさ
オレも受けるのに精一杯だった、早いし重たいんだ
必死に、そう必死に、何回も防いだ
けど、結局止められなくって一杯もらった
久々にあんなに食らったよ
・・・でも、怖い目をしてた
なんていうか・・・
そう、殺されそうな。

呪いだ。
オレにも、彼女にも。
オレは話した、オレが前の暴走を知ってる事も
この先、どうなっていくかも・・・。
彼女は、話してくれた
自身の呪いの事、リティの事。
久々に、こんなに深い話をしたような、そんな気がした。

ひどく安心した。
決心もついた。
もう、やるしかねぇんだよな。
やるしか、ねぇんだ。

オレは調べる、オレの事を
どんな結果が待ってようが、関係ねぇ。
オレは、オレの出来る事をやるだけだ・・・。

  • 最終更新:2015-09-24 11:46:41