ロウフルstA-1 meetアッセリア

meet アッセリア




『ピンポーン』


任務が終わり部屋で休憩をしていたら、突然チャイムが鳴った。
ロウフルさんを訪ねにきたのだろうか、それならば要件だけでも聞いておかないと・・・

玄関に行くと、そこには幼い容姿の女性型のキャストがいた。



???「あなたがロウフル・グリントさんですね?」



グリント「は、はい、そうですが・・・」



???「アークスカードの提示をお願いできますか?」



グリント「は、はい・・・これで」



そのキャストさんにフルネームで呼ばれ、その場の流れに流されてカードを提示してしまった。
しかし、フルネームを知っている彼女は一体何者なのだろうかと思っていると・・・




???「データの一致を確認、これより、マスター登録を開始します・・・」



そう呟くと、彼女の目の色が青から緑に変わり、じっとこちらを凝視し始めた。



グリント「え、えぇ!?」



いきなりの展開に加え、女性に見つめられてしまいあたふたしてしまった。
そうこうしているうちに彼女の目の色は元の青色の瞳に戻った。




アッセリア「マスター登録、完了しました・・・初めまして
      私は射撃支援型キャストのサポートパートナー、アッセリアといいます
      よろしくお願いしますね!」



グリント「ぇ、ええぇ!?」



これが、彼女との出会いだった。




グリント「え、えっと・・・アッセリアさん、でいいのでしょうか・・・」



アッセリア「はい!なんなりとお申しつけてください!」



グリント「えっと・・・な、なんで僕がマスター登録を?」



アッセリア「あれ?おかしいですね、サポートパートナー申請者のデータとアークスカードのデータは
      確かに一致してるはずですが・・・」



グリント「申請?」



彼女に詳しい事情を聞いたところ、どうやら彼女はロウフルさんが注文したオーダーメイドのサポートパートナーらしい。

オーダーメイドのサポートパートナーは完成に時間がかかるため、
後日自室でマスター登録を行うよう申請を出していたが・・・
運悪くその登録の日に入れ替わりが発生し、手違いで僕が登録されてしまったようだ。




アッセリア「え、えっと・・・」



グリント「どうしましょうか・・・」



本来ならばロウフルさんのサポートパートナーになる彼女を勝手にあれこれするわけにもいかず
どうしたものかと考えていたら、ふとあることを思いついた。



グリント「そうだ、初期化してもらって、もう一度マスター登録をやり直せば・・・」



完全に初期化を行えばマスター登録も白紙になるのではないかと考え、僕は彼女に提案してみた。



アッセリア「えっ・・・」



その提案を聞いた瞬間、彼女は突然必死の形相で詰め寄ってきた。



グリント「あ、あの・・・アッセリアさん?」



アッセリア「・・・や、いや!それだけは、それだけはやめてください!
      考え直してください!お願いします!
      それ以外なら、なんでもしますから!」



グリント「わ、わかりました!初期化はしません、
     なので落ち着いて下さい!」








・・・・・







アッセリア「す、すみません・・・取り乱してしまって・・・」



グリント「いえ、こちらも迂闊なことを言ってしまって・・・すみません」



なんとか彼女をなだめることが出来たが、この問題の解決策は浮かばず
ロウフルさんに手紙を書いてどうするか判断してもらうことにした。



グリント「アッセリアさん、手紙の件、よろしくお願いしますね。」



アッセリア「了解しました!」



手紙をアッセリアさんに託し、僕は入れ替わりのために寝ることにした。
ロウフルさんはなんというのだろうか、それよりもうまく入れ替われるだろうか
そんなことを考えながら僕は意識を手放した。





・・・・・





二日後



グリント「ふぁ?・・・」



布団を押しのけて身体を起こし、目をこすりカレンダーを見る
日付はあの日
から2日経っていたということは、昨日は入れ替わりが発生したのだろうか

アッセリア「おはようございます!マスター!」

そんなことを考えていると、アッセリアさんが元気よく挨拶をしてくれた・・・
しかしそれよりも気になることが・・・

グリント「おはようございますアッセリアさん、それと・・・ま、マスターですか」

アッセリア「はい!昨日ロウフルさんとお話して、マスターのサポートをすることに決まりました!
      改めまして、よろしくお願いしますね、マスター!」


  • 最終更新:2015-09-15 23:53:01