イルマ Episode-2

とある日、夜景が綺麗なC隊チームルームでのこと。

イルマ   あ、そうだ 一つ聞きたいことがあったんでした! ・・・いであるへくせ? って何でしょうか?
迅雷    イデアルヘクセ…アレじゃね?チャレンジの報酬武器
ミリエッタ イデアルヘクセ…新開発のフォトンジェネレーターを搭載した、超高級モデルの短杖、みたいですね・・・
ゼルダ   その武器がどうかしたのぉ?
イルマ   えっと、ドミナちゃんに、あたしに何かできることはない? って聞いたら
イルマ   「私イデアルヘクセが欲しいわ。あんた取ってきてよ」って言ってたので!
ユエ    むちゃぶり?
迅雷    だな
ゼルダ   そ、そうね 無茶ぶりね
ミリエッタ …わぁ…
イルマ   分かったって言っちゃったんですけど、イデアルヘクセが何か分からなかったのでっ
ゼルダ   んもー イルマちゃんったら…
迅雷    すげえ安請け合いだったんな…あれ、18万ポイントだぞ
残雪丸   そ、それは・・・
シャロン  たしかに厳しいですね…
イルマ   なるほど! 18万ポイント貯めたらいいんですね! よーっし、がんばります!
ゼルダ   や、やる気ね…
ミリエッタ 相当大変ですよ~…
迅雷    んあ、まぁ、頑張れ

VR訓練なら、あたしにとってもいいトレーニングになりますし、それでドミナちゃんが喜んでくれるなら、こんなに良いことはありませんっ
待っててね、ドミナちゃん!


~それから3ヵ月後~


C隊のみんなで、新しく追加されたチャレンジクエスト「決断」に行ってきました!
そしてついに18万マイル達成ですっ 皆さんありがとうございました!

さっそくイデアルヘクセと交換して、ドミナちゃんに渡しに行こうと思ったんですが……なぜか、ドミナちゃんのルームに入れません。
うーん? 以前は入れたのに……どうしたのかな?
どうやら他のC隊の皆さんは入れるみたいです。
あたしはイデアルヘクセを皆さんにあずけて、ドミナちゃんに渡してもらうようお願いしました。



初めまして、私はエギル。ドミナお嬢様のサポートパートナーを務めております。
ここはお嬢様のマイルーム。歴史ある豪華な装飾の内装は、お嬢様の生家の一部を再現したものでございます。
これまでにこの部屋を訪ねて来られた方はイルマ様だけだったのですが、この日は思いがけず多くのお客様がお見えのようです。

エギル01.jpg
(C)SEGA

ティルト おじゃましまーす・・・・
ユキナ  あ・・・お邪魔致します・・・・
コハク  普通に入れたな…邪魔すんぜ
シャーム お邪魔します···
ティルト ドミナさんいらっしゃいますかー?
コハク  …しかし、なんだ…すげぇ部屋だな
エギル  いらっしゃいませ
シャーム ビクッ
ユキナ  あ・・・お邪魔致します・・・
コハク  ……サポートパートナーか
ティルト あ、えっと・・・ドミナさんいらっしゃいます?
エギル  お嬢様はお休み中でございます
コハク  寝てんのか…
シャーム あらら···どうしますか···?
ティルト あー・・・それでロックをかけてた・・・のかな?私達は入れたけど・・・
エギル  ご用件でしたら私が承ります
ユキナ  お休み中・・・どうしましょうか・・・それでしたら・・・無理に起すのも悪いのではないでしょうか・・・?
コハク  とはいえこんだけ貴重な武器を放置するわけにはいかねぇしな…お前さんはフォトン切ってこいつを預かれるか?
コハク  #イデアルヘクセを取り出してエギルに見せ

サポートパートナーはアークスが使う武器はいずれも扱えます。
ですがまずはお客様にどういった事情かお聞きしようと口を開きかけたとき、奥の部屋からお嬢様の苦しそうな声が聞こえてきました。

ドミナ  うう・・・ん
ユキナ  ・・・?
シャーム ···声?
ティルト ドミナさんかな・・・?おこしちゃったかな・・・
ユキナ  そ・・・そうですね・・・悪い事をしてしまったでしょうか・・・?
ドミナ  う・・・うう・・・っ # うなされてるもよう
シャーム ···なんか、違いそう···?
コハク  ……うなされてるようにも聞こえるがなァ
ティルト ・・・なんだか調子悪そうね・・・
ユキナ  良くない夢でも・・・みていらっしゃるのでしょうか・・・?
シャーム み、見に···いこう···? 心配····
コハク  あーっと…サポートパートナー、どうもお前さんの主人はうなされてるみてぇだが、様子は見てやってんのか?
ティルト えっと・・・サポートパートナーさん、ドミナさん何処か悪いのかしら?

お嬢様は夢見が悪く、しばしばこうしてうなされていらっしゃいます。
ですが私は一介のサポートパートナーの身。できることと言えば、お嬢様のお気に入りの紅茶を用意してお目覚めを待つことぐらいのものです。
……と、そのときお嬢様のひときわ大きな叫び声が響きました。

ドミナ  やめて・・・っ 兄様!

ティルト !?
シャーム ···やばそう?
ユキナ  ・・・!
ティルト ど、どうします・・・?
ドミナ  ふう・・・またこの夢・・・エギル、お茶をちょうだいな

ドアを開け、少し憔悴した様子で奥の部屋から出てきたお嬢様が、お客様たちとばったり顔を合わせます。

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ティルト あ・・・・
シャーム うぁ···
コハク  …よう
ユキナ  こ・・・こんばんは・・・お・・・お邪魔しています・・・
ティルト おじゃまー・・・してます・・・あははは
ドミナ  って、なによあなた達は!?
ユキナ  ご・・・ごめんなさい・・・
シャーム え、えと···届け物···?
ユキナ  あ・・・怪しいものでは・・・;
ティルト イルマさんからちょっと頼まれてですね・・・ #コハ君の袖ひっぱる
ドミナ  見たところアークスみたいだけど・・・ん、イルマ?
コハク  すまねぇな、イルマからの預かりもんを届けにきてよ#手に持ったままのイデアルヘクセをドミナに見せ
ドミナ  預かりもの・・・? ああ・・・ひょっとしてイルマと同じ隊の・・・
シャーム ···そう、です
ティルト はい、同じ隊のものです
コハク  あー…頼むから早いとこ受け取ってくれねぇか、手のフォトンをずっときってっから力が抜けてくるんだ
ユキナ  はい・・・イルマ様から・・・ドミナ様へのプレゼントだそうで・・・
ドミナ  プレゼント・・・? 何の話?
ティルト 。0(話が通ってないのかな・・・?
ユキナ  あ・・・お知らせしてなかったのですね・・・;
コハク  まぁよくわかんねぇがとにかく、ほれ、持っといてくれ#ドミナにイデアルヘクセを押し付け
ドミナ  わっとと・・・なによこれ? イデアルのウォンドじゃないっ
コハク  あー…冷や冷やしたぜ、いくら最新の武器とはいえウォンドじゃ持ち余しちまうからなァ#手をひらひらさせて
シャーム お疲れ···師匠···
ティルト ・・・本当はイルマさんが届けにこようとしてたんですけど・・・お部屋に入れないって・・・それで私達が代わりに届けにきたんです
ドミナ  そりゃ入れないわよ。私、あの子のことブラックリストに入れてるもの
ユキナ  ブラックリスト・・・
コハク  ブラックリストォ? なんでまたんなこと…
ティルト ・・・何かあったんですか?
シャーム ···嫌いなの?
ドミナ  こっちは会いたくも話したくもないのに、なにかと連絡してくるのよ、あの子は・・・っ 面倒になってBLに入れちゃったわ
コハク  んー…まぁ別に喧嘩程度ならいいんだが
シャーム ····
ドミナ  あー・・・ひょっとしてこのイデアル、前に私が取ってきてって言ったやつ・・・?
ユキナ  そういえば・・・イルマ様も仰っていたような・・・。
ドミナ  本気にしてたんだ、ほんっとバカ正直なんだから #ため息
シャーム ···いやなの?
コハク  だがあーっと…ドミナだったか? その武器の価値をしらねぇわけじゃねぇだろ?
ドミナ  そりゃ価値があるのは知ってるわよ。でも普通、わざわざ他人のためにマイル集めたりしないでしょっ
ドミナ  冗談か無理難題を言われてるって気づきなさいよ、まったく・・・
コハク  ……俺はそうしたかったら集めるがな?
ティルト そうねー・・・それだけ大事な人、パートナーでしたらね
シャーム 友達···大事···だから···じゃない?
ドミナ  友達ねぇ・・・
コハク  あぁ…俺にだってそう頼まれたら断れねぇ奴ぐれぇいるしな
ユキナ  イルマ様はそれだけ・・・真面目な方ですから・・・。
エギル  お茶が入りました。お嬢様
コハク  …えらく真面目なサポートパートナーだなァ
ドミナ  ああ、ありがと。そうね、あなた達も座って
シャーム ···いいの?
ティルト はい、では遠慮なく
ユキナ  あ・・・ありがとうございます・・・
コハク  。0(うちの店にこういうのが一人でも居ると楽なんだが…)

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ドミナ  あの子の仲間とはいえ、客人をもてなさなかったらバンフィールド家の名折れよ。エギル、皆さんにお茶とお菓子を
エギル  かしこまりました #お茶とお菓子を並べていく
ティルト そ、それはご丁寧に・・・
ユキナ  あ・・・ありがとうございます・・・
コハク  まぁ遠慮なく受けてはおくが…
シャーム いただきます···ズズズ···
ティルト では・・・いただきます #紅茶ズズズー
シャーム ···美味しい
ドミナ  ええ、どうぞ。ていうかこれ・・・(イデアル) どうしろっていうのよ。あの子に借りなんて作るつもりないんだけどっ
コハク  んじゃ俺も貰うか…#紅茶を飲みつつ、横目でドミナに渡したイデアルを見て
ティルト それを渡すという事はドミナさんも相当な使い手だと思います
ドミナ  ・・・私にもなんとか使いこなせそうだけど
ティルト イルマさんと一緒にそれでお仕事に出るというのはダメですか?
ドミナ  イルマと・・・!? 冗談じゃないわよっ
ユキナ  でしたら・・・受け取るにせよ・・・返すにせよ・・・ドミナ様がお返事するべきではないでしょうか・・・?
コハク  さっきいきなり受け取ったせいでオーナー登録は済んじまってるみてぇだし、返すこともできなさそうだなァ#菓子を手に取り
ドミナ  なっ ・・・オーナー登録!? 不用意に受け取らなきゃよかったわ・・・
ユキナ  。0(一応解除も・・出来ないことも無いのですが・・・;
ドミナ  私があの子のことを嫌ってるのは、以前チーム回線で言ったことで分かってるでしょう
シャーム ···ごめん···しらない···#申し訳なさそうに
ドミナ  なあに? 知らないの?
ユキナ  シャーム様がお入りになる前のお話のようですね・・・
ドミナ  じゃあもう一回説明してあげるわよ。私の兄様はね、イルマの兄に殺されたの!
シャーム ···殺人?
コハク  兄の敵の妹ってやつだな…
ティルト ・・・たしかに以前回線ログにのこってた会話にはそうありましたね・・・
ドミナ  10年前にアークスシップが襲撃されたとき、アークスだったイルマの兄は、錯乱して親友だった私の兄様を殺した・・・
ドミナ  間違いないわよ。私が見てたもの
シャーム ···ふむ
コハク  錯乱して、か…
ティルト ・・・さっきうなされてたのはその時の夢でもみてたのかしら?
ドミナ  ・・・ち、違うわよっ
ユキナ  そ・・・そうですか・・・;
ティルト ・・・違うのでしたら・・・ごめんなさいね
シャーム やめて···兄様···だっけ
ティルト ・・・私も、そう聞こえたね・・・
ドミナ  ・・・あんなのは私の記憶にないわ。ただの夢よ
シャーム ···見てたって···言ってないかな···それ
コハク  ……お前さんの記憶にない夢か、にしては随分うなされてたな?
ドミナ  夢は見てたわ。でも、10年前の光景とは別よ
ティルト 別・・・の記憶にない夢? まぁ・・・私もそういう夢時々見るけど・・・
ユキナ  そうですね・・・夢というものは・・・曖昧なものだと聞きますし・・・
ユキナ  こちらが・・・色々と事情を・・・聞いてしまうのは非礼に当るのではないでしょうか・・・?
ティルト ・・・そうね
コハク  まぁ、あんまり踏み込みすぎてもなァ…
シャーム うん··
ティルト でも・・・イルマさんの事、もう少し考えなおして欲しいかな・・・大事な仲間として
コハク  イルマがお前さんの兄貴を殺めたわけじゃあるまいし
シャーム 家族だからって···罪は···一緒じゃない···
ドミナ  私だって以前からあの子のことを恨んでたわけじゃないわ。私が許せないのは、あの子が兄の罪を認めないことよ
ティルト 罪、か・・・
コハク  …あれだけ自分の兄貴を尊敬してりゃ、そうなるか
ドミナ  戦場での話だから、どんな精神状態になってもおかしくない。それは私も理解してるわ
ドミナ  戦場で兄様と、イルマの兄が何を感じてあの事件が起こったのか。私はそれを知りたくてアークスになったようなものね
シャーム ···そうなんだ···イルマさんの···言い分は?
ドミナ  お兄ちゃんはそんなことしない、あのときお兄ちゃんは自分を助けてくれた。錯乱なんてしてたはずがない
ドミナ  それだけね。実際に私が殺されるところを見てるんだから、そんな言い分 無意味よ
コハク  なぁ、そりゃもしかすると……
ティルト イルマさんも現場にいたってこと?
ドミナ  私もイルマも、現場――同じ街にいたわ。離れた場所だったけど
コハク  ……いや、すまねぇ、なんでもねぇ
ユキナ  ・・・?
ティルト 離れた場所で・・・か・・・まるで・・・
ティルト 。0(兄さんが二人いたみたいね・・・
コハク  。0(…ドミナの兄が錯乱してて、やむを得ずってことはねぇだろうな…もしそうならかなりややこしいぞこりゃ…)

ティルト ここまでお話が二人で食い違ってるんだもん・・・ちゃんと真相を知りたいよね
コハク  ……ふぅ、考えを巡らせてもしかたねぇか
ユキナ  あ・・・その差し出がましい言葉で・・・申し訳ありません・・・
ドミナ  なにかしら?
ユキナ  イルマ様とドミナ様・・・その事件が起きる前から親しい関係で・・・
ユキナ  それ故にドミナ様にしか判らない辛さや痛み・・・あると思います・・・
ドミナ  そうね、その事件までは、とても仲が良かったわ・・・
ユキナ  でも・・・イルマ様がドミナ様の事件があって・・・こうして喧嘩したあとでも貴方の言葉をちゃんと聴いて・・・
ユキナ  それ(イデアル)を届けてくれた・・・
ユキナ  持つのであれ・・・それを返すのであれ・・・避けるのではなく・・・、せめてイルマ様に何かを返したほうが
ユキナ  良いのでは・・・ないでしょうか・・・?
ドミナ  むぅ・・・
シャーム お礼···みたいな···?
コハク  ユキナの言うとおりだなァ 受けた恩は返すべきだと思うぜ?
ユキナ  お礼・・・とまではいかなくても・・・何でもいいと思うのです・・・・
ドミナ  確かに、このまま借りを作ったままにしてはおけないわね・・・
ティルト そうだね・・・冗談のつもりで言ったにしてもそれをイルマさんは持ってきたわけですしね
ユキナ  こうして・・・避けているのでは・・・きっと気持ちが前に進めないというか・・・変われないと思うのです・・・。
コハク  お前さんがさっきから気にしてる…なんだ、家の名か?そいつにも傷が付くんじゃねぇか
ドミナ  うぐ・・・痛いところを突くわね・・・
コハク  俺には家の名とかはわからねぇが、俺がお前さんなら自分のプライドが許さねぇからな
ティルト それとね、ドミナさん・・・私はイルマさんとマイル獲得の訓練に一緒にいってたんですけど・・・
ティルト 大変なお願いを聞いてる!とか罪を感じてるとかそんな顔じゃなかった
ティルト 大事な友達にはやく渡したいっていう顔してたと思いますよ
ドミナ  ・・・
コハク  …そうだな、むしろ楽しそうにすら見えたぜ
シャーム ···大事なんだって···思った
ティルト ドミナさんがどう思っていてもイルマさんはドミナさんの事本当に大切に思ってると思います
ドミナ  o0(・・・あたしも、そんな風に接したかったわよ #小声
コハク  ……ふん#耳をぴくりと動かし、笑みをこぼして
ティルト ・・・食い違った真相、イルマさんと一緒に探したりできませんか?
ドミナ  い、一緒に・・・!?
ユキナ  きっと気持ちとか・・・気まずさとかあると思いますけれど・・・
シャーム ···嫌なら···僕も···付き合うよ?
ティルト はい、ドミナさん私たちよりきっとイルマさんの事良く知ってると思います
ユキナ  そうですね・・・二人だからこそ解れて絡まった糸を解きほぐすことも出来る・・・かと・・・
シャーム 憎しみは···苦しいし···疲れちゃうよ··?
ドミナ  わ、私の記憶に間違いはない・・・はずよ!
ティルト イルマさんが嘘ついて罪から逃げてると思いますか?
ティルト 大切な兄さんのことでもきっとイルマさんは真実はきっちり受け止める人です
コハク  それに、お前さんのその記憶に間違いがないかどうか、確かめる勇気はねぇのか?
コハク  イルマと一緒に真相を突き詰めた後、お前さんの言うことが本当に正しかったのならイルマも認めるだろうしよ
ドミナ  だから間違ってるわけがないと・・・っ! はぁ・・・でもそうね、なぜか10年前の記録は、抜けが多いし・・・
ドミナ  言い逃れできない証拠であのバカを納得させて、謝らせてやるのもいいかもね!
ティルト ふふっ・・・
シャーム ···素直じゃ、ない?
コハク  ……それに、お前さんもイルマみたく接してやりてぇんだろ?
ドミナ  ・・・なっ 聞こえて・・・!?
コハク  この耳は自前でな、お前さん達よりはよく聴こえるんだぜ?#耳をぴこぴこと動かしながら指差し
ティルト これも何かの縁です、ドミナさんも何かあれば言ってください お手伝い出来る事があれば協力しますので
シャーム 微力ながら···尽力···する
ユキナ  また・・・直接イルマ様とお会いしたいのであれば・・・私達も場所を用意しますので・・・
コハク  俺も協力は惜しまねぇよ
ドミナ  そ、それはありがたいけど・・・
ドミナ  分かったわ。とりあえず、あの子のBLは解除しておく
ユキナ  ええ・・・今はそれで十分かと・・・
ユキナ  少しづつ・・・勇気を溜めて行けばいいと思います・・・
ティルト 大事な友達は絶対に手を離しちゃダメ、うん・・・
ティルト うんうん・・・本当によかった
コハク  10年前の事件なら、俺にも罪がねぇわけじゃねぇし…な#俯き、小さく呟いて
シャーム 師匠···?
コハク  …なんでもねぇよ、ともかく一件落着だ
ユキナ  では・・・私はそろそろ失礼致しますね・・・
ティルト それじゃあドミナさん、またです
コハク  んじゃあな、イルマとうまくやんだぜ?
ドミナ  そ、それは・・・善処するわっ
シャーム またね···おやすみ···
ユキナ  ドミナ様とイルマ様・・・また元の関係に戻れるといいですね・・・。
ティルト お邪魔しました、おやすみなさい・・・良い夢見れますように
ドミナ  ・・・私も、あなた達と話ができてよかったわ 気をつけてお帰りなさい

お客様たちを見送られた後、お嬢様はすとんと椅子に腰を降ろし、しばらくそのままぼんやりとしておられました。
突然の来客、そして思いもよらない方向に進んでしまった会話。
それを今一度、思い起こし咀嚼しておられるのでしょうか。
「一緒に……か」
カップを両手でささえ、そう呟いて紅茶をすすると、そのお顔に穏やかな笑みがこぼれました。


中の人より


  • 最終更新:2015-09-14 00:33:55